2022年7月29日
5月に続きまして、宝生能楽堂での夜能を観てきました。演目は前回と同じ「小鍛冶」、朗読は浪川大輔さんです。
座席は「指定席A」を購入しました。(プレミアは完売でした・・・)
津田さんのときも同じく指定席Aで見たんですけど、通路側(端の席)を取ったんですよね。片側に人がいないから落ち着くし良いなと。
まぁ人に挟まれない点では良かったんですけど、能舞台って柱がありまして、結果、その柱のおかけで全体が見えづらくて。
素人でしたね。
前回の失敗を活かして、今回は舞台真正面の席をゲット。
思惑どおり、浪川さんを真っ正面から見ることが出来ました。
いやー、浪川さん、すごくカッコ良かったです。
本当素敵でした(*´ω`*)
ただ、あまりにも真正面過ぎ、さらに結構前方の席だったので、オペラグラスで見るのは失礼かなと思ってしまって。
浪川さんから「あの人めっちゃオペラグラスで見てくるな」と思われて、嫌がられる?浪川さんの気が散る?かもしれないので、オペラグラス使用せず肉眼で鑑賞させて頂きました。
登場のときは少し緊張されているように感じましたが、朗読が始まると浪川さんの空気が変わりました。
浪川さんが纏っていた緊張感みたいなものが一瞬で消え去って、能舞台の特殊な空気感にスッと入った感じがしたんです。
それだけでゾクゾクしちゃいました。
さらに宗近を助けるため、稲荷明神が童子になってあらわれるシーンがあるのですが、その声が、、間違いなく「稲荷神の化身の童子」の声だったんですよ。
子どもの声だけど、神々しく威圧感があって普通じゃない。
あぁ、浪川さんって本当に天才なんだなって思いました。
ラストシーンでの刀を打ち終えたあとの宗近の独白では、涙出ました(;_;)
大仕事を終えて、自分の手を握り締める宗近の充実感、それを朗読だけで表現できるなんて、、。
浪川大輔の凄さを間近で見てしまいました。
アフタートークでは柱で死角になっているであろうお客さんに手を振る気遣い、本当に優しくて、チャーミングなんですよね。
このギャップ。
これは、、好きになりますよ。
浪川さん、本当好きです、、(笑)
2度目ということもあり、能も前回より見やすく感じました。
回を重ねるごとに能の面白さを気付けるようになるかも?!
夜能きっかけで、これからは能にも親しんでいけたら良いなぁと思ってます。
シテの川瀬隆士さんのダイナミックな踊りもカッコ良かったし、仕舞の高橋憲正さん、イケメンでした(人*´∀`)。*゚+
⭐️7月 #夜能「小鍛冶」舞台写真⭐️
— 宝生会 公演情報・能LIFE・夜能 (@hoshokai159) 2022年8月26日
朗読:#浪川大輔 @namidai0402
(脚本:長田育恵)
能:#川瀬隆士
▼9/4(日)~、ディレイ配信もお楽しみください!https://t.co/MxmMXsh7Ll
➡次回は9/30(金)「黒塚」
朗読:石川界人(脚本:石原燃)
能:水上優https://t.co/mjzyxIghxN pic.twitter.com/v5x9d0xGcb