2025年4月6日
朗読劇「ちあきなおみ 沈黙の理由」は、81プロデュース所属の声優さんが2チームに分かれて行なわれた公演でした。
REDチームは、関俊彦さん、羽多野渉さん、恒松あゆみさん。
BLACKチームでは水島裕さん、三木眞一郎さん、柚木涼香さん。
中尾隆聖さんは両チームにご出演されました。
水島裕さんと言えば連想ゲームですよね!って言って分かる人、どれくらいいますかね(;´∀`)
小学生のときに好きでよく見てたなぁ。
三木さんと水島さんのチームも魅力的でしたが、やっぱり関俊彦さんを見たい衝動には勝てない・・・。
REDチームの昼の部に行ってきました。
羽多野渉さん、中尾隆聖さん、生で見るのは初めてでした。
特に中尾さん、「私の戦闘力は53万です」で呼吸が止まるほどの衝撃と絶望感を味わったものとしては、そのお姿と生声に感無量でした(>ω<)
ちあきなおみさんの活動期間中の記憶はほとんどありません。誰かにモノマネされてる「ちあきなおみ」しか知りませんでした。
ちゃんと知ったのは事実上の引退後。
「喝采」の歌詞、ちあきさんの歌声、衝撃的でした。
「いつものように幕が開き
恋の歌うたうわたしに
届いた報らせは 黒いふちどりがありました」
止める恋人を振り切って、歌手となり成功した私に届く黒いふちどりのある訃報。
涙を流すことも出来ないほどの悲しみを抱えても、幕が開けば、恋の歌をうたう。
この歌詞につけるタイトルが「喝采」って・・・凄すぎる。
今回の朗読劇は、歌手活動最後の1年を見守ったマネージャーが主人公。
マネージャーの視点から、ちあきさんと夫である郷鍈治さん夫婦の物語が描かれていきます。
関さんはマネージャーの古賀役です。
ちあき夫婦を回顧的に語る、物語の進行役のような役どころでした。
私の座席からは関さんがちょっと遠くて、もちろんオペラグラスでガン見しましたが、感情を抑えて演技されてるようでした。
相変わらずお声が本当に素敵。
好きです(*´艸`*)
ガンを患い残された時間が限られていた郷氏は、自分の死後にちあきを支える存在になれるよう、古賀をマネージャーとして雇う。
郷氏の行動の全ては「ちあきなおみ」のため。
妻であり表現者であるちあきを守るため、彼女を最優先に考える。
そしてちあきさんも夫に全幅の信頼を寄せて、全てを委ねる。
夫婦二人で作り上げる「ちあきなおみ」。
古賀は表現者としてのちあきなおみに心酔し、彼女のプロデュースに全身全霊をかける郷氏に尊敬の眼差しを向ける。
実際の二人の姿を知らない私は、中尾さんと恒松さんが本物の郷氏とちあきさんに見えました。
「比翼の鳥」とはまさにこの夫婦の為の言葉のよう。
比翼の鳥がその片翼を失ったときの喪失感と深い悲しみは、見ていて辛かった。
一人ではもう「ちあきなおみ」として立てない。
事実上引退の道を選んだ気持ちがよく分かる物語でした。
ちあき夫妻を支える若き日の古賀役、羽多野渉さん。
私の座席の延長線上が、バッチリ羽多野さんの立ち位置でした。
前方の席ではなかったけど、おかげで「目が合ってるんじゃないか」と思えるほど、羽多野さんの表情がよく見えました。
感情を爆発させるような、涙を流しながらの演技。
羽多野さんのおかげで舞台に没入してしまい、めちゃくちゃ泣けました(;´∀`)
羽多野渉さん、いい役者さんですね〜。
すっかりファンになってしまいました。
かなり泣いてしまいましたが、見終わったあとはすっきりというか、清々しい気分になれました。
良い舞台でした(*´∀`)
【81プロデュース】【世田谷区】【エフエム世田谷】 三者連携企画
— 【公式】81プロデュース (@81pro_official) 2025年4月6日
朗読劇「#ちあきなおみ 沈黙の理由」
全4公演終了いたしました!
ご来場いただき誠に有難うございました。
朗読劇という形でお届けした
伝説の歌姫ちあきなおみの最愛の夫との愛の物語。
お楽しみいただけましたでしょうか? pic.twitter.com/0llaRadiRy