音楽朗読劇READING HIGH『ROAD to AVALON』@東京ガーデンシアター

2024年5月11日と12日の2日間、
READING HIGH「ROAD to AVALON」を見ました。
11日の夜公演と12日の昼公演です。

出演は、中村悠一さん、杉田智和さん、安元洋貴さん、沢城みゆきさん、梅原裕一郎さん、諏訪部順一さん、大塚明夫さん。
誰が主役を張ってもおかしくない、凄いメンバー揃えてきましたねと。

あまりの豪華さのため落選するかもしれないと思い、同行者と手分けして取ったのですが、二人とも当選しまして、結局2回見てきましたよ(⁠⁠*⁠´⁠∀⁠`⁠)⁠

両日ともプレミアムシートで、2日間ともに前から10列目。舞台が近くて迫力ありました。

アーサー王伝説をもとにした魅力的なストーリー展開で、2公演観ても飽きない面白さでした。

中村さん演じるランスロットは捻くれ要素のない真っ直ぐな青年。“湖の乙女(精霊)が見える”という心の清らかな騎士です。中村さんはオラついてるキャラが似合うかなと思っていまして、というか、単純に私がオラついてる中村さんが好きなのですが、爽やかな青年もサラッと演じてしまうし、これはこれで似合ってるなぁと。さすがです。

安元さんのガウェインは強く正義感溢れる騎士。ぴったり過ぎて何も言うことありません。声質からしてそのものというか。
梅ちゃんも冷静沈着なキャラが似合ってますね。
これってあて書きなのかな?

あと2日目の座席は梅ちゃんの立ち位置延長線上だったので真正面から見た訳ですが、まぁイケメンですわ(;´∀`)

沢城さんは湖の乙女と幼少期のアーサー王の二役でしたが、お見事な演じ分け。本当に凄いです。

大塚明夫さん演じる魔術士マーリン。結局このストーリーでこの人が最強だと思うんですけど、それだけのオーラをお持ちです。声の圧も凄いし、他のイベントで見たときも思いましたが、立ち姿がとにかくカッコいいんですよね〜。

そして諏訪部さんのアーサー王。強く威厳を保ちながらも、その内側にある優しさや、迷い、悩み、弱さが全部がまとめて滲みでてるような人間味あふれるキャラでした。本当に何でもできますね、諏訪部さん・・・。

個性的で演技力あるメンバー揃いでしたが、今回は杉田智和のモードレッドが凄すぎました。
強く誠実で真面目な騎士が、少しずつ静かに不信感をつのらせていき、一気に闇落ち。さらに自分が間違った方向に矛先を向けていたと気づき、エンディングまでに浮上していくという、ジェットコースターのようにアップダウンするキャラ。本当に目が離せなかったです。

一番凄かったのは、杉田さんが前半終了時に闇落ちして退場する場面。
銀テープ(紙吹雪?)が舞い、完全に舞台を制圧する杉田さんですが、セリフが終わった途端、オーラがすっと消えて猫背気味で袖にはけていく・・・(;´∀`)
この人本当に役者さんなんだなと思って、感心したのはもちろんなんですが、正直、恐ろしい男だなと思ってしまいました(笑)
まぁアニメジャパンで杉田さん見たときも完全に気配消し去って歩いてましたから、これが通常モードなんでしょうね。

さらに舞台終了後には、挨拶する中村さんをめちゃめちゃ優しそうに微笑みながら見つめたり、ホントどうしたんですか((((;゚Д゚))))?!

杉田智和の奥深さをまざまざと見せつけられました。
最高でした。

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